ボーナス支給後の7月は「自己投資」への関心が急上昇する時期です。リクルートワークス研究所の調査では、社会人の58.3%が「学び直しに興味がある」と回答しており、その割合は2020年比で約1.5倍に増加しました。一方で「どのサービスを選べばよいかわからない」という声も根強く、学び直しを実際に始めた人は全体の23.7%にとどまっています。
ここからはUdemy・Schoo・グロービス学び放題の3大プラットフォームを中心に、2026年最新の料金・特徴・口コミを徹底比較します。教育訓練給付金やリスキリング補助金の活用法も含め、最適な講座選びをサポートする内容です。
- Udemy・Schoo・グロービス学び放題の料金・特徴比較
- 目的別おすすめサービスの選び方
- 教育訓練給付金で受講料を最大70%還元する方法
- 副業・転職・年収アップに直結するスキル講座
- 学習を継続するための実践テクニック
3大オンライン学習プラットフォームを徹底比較
| サービス名 | 月額料金(税込) | 講座数 | 強み | 学習形態 | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|---|
| Udemy | 買い切り1,200~27,800円/個人定額2,600円~ | 213,000+ | IT・クリエイティブ | 動画(オンデマンド) | 30日返金保証 |
| Schoo | 980円(プレミアム) | 7,800+ | ライブ配信授業 | 動画+ライブ | 生放送は無料 |
| グロービス学び放題 | 1,650円(年間プラン) | 3,400+ | MBA・ビジネス戦略 | 動画(オンデマンド) | 7日間無料 |
Udemy(ユーデミー)の特徴と料金
世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、213,000以上の講座を提供しています。最大の魅力は買い切り型の料金体系でしょう。通常価格は1講座10,000~27,800円ですが、月1~3回開催されるセール時には1,200~1,800円まで値下がりします。2026年7月時点では個人向け月額定額プランも登場し、月2,600円で対象講座が受け放題です。
プログラミング(Python・JavaScript)やデータ分析、Webデザイン、動画編集といったIT系スキルの講座が特に充実しています。実際に受講してみると、現役エンジニアや実務家が講師を務めるため、教科書的な座学とは一線を画す実践的な内容に驚かされるかもしれません。30日間の返金保証があるため、合わなければ返金を受けられる安心感もあります。
Schoo(スクー)の特徴と料金
月額980円という破格の料金設定が最大の特徴です。7,800本を超える授業を制作してきた実績があり、録画授業が無制限で視聴できるプレミアムプランは、コストパフォーマンスの面では3社中トップと考えられます。
他社と大きく異なるのは「ライブ配信授業」の存在です。生放送中はコメント欄で講師に質問ができ、リアルタイムで回答をもらえます。しかも生放送の視聴は無料。録画の見逃し配信はプレミアム会員限定ですが、ライブだけでも相当の学びが得られます。ビジネススキル・思考法・デザイン・プログラミングまで幅広いジャンルを網羅しています。
グロービス学び放題の特徴と料金
累計受講者数10万人を超えるビジネス特化型のeラーニングサービスです。MBAプログラムで知られるグロービスの知見を凝縮した動画コンテンツが3,400本以上用意されています。年間プランなら月あたり1,650円、半年プランでも月1,900円と手頃な価格帯でしょう。
戦略思考・マーケティング・ファイナンス・リーダーシップなど、管理職やマネージャー層に直結するスキルが体系的に学べる点が強みです。シリーズ累計150万部を誇る書籍「グロービスMBA」シリーズと連動したカリキュラムは、他サービスにはない独自性があります。7日間の無料体験で自分に合うかどうか確かめてから契約してみてください。
目的別・タイプ別おすすめサービスの選び方
3つのサービスはそれぞれ得意分野が異なるため、学び直しの目的によって最適な選択肢が変わります。
| 目的 | おすすめサービス | 理由 |
|---|---|---|
| IT転職・副業スキル | Udemy | Python・Web開発の実践講座が豊富。転職先の求人票に記載されたスキルをピンポイントで
学べる |
| 教養・幅広いビジネス知識 | Schoo | 月980円で多ジャンルを横断学習。ライブ配信で最新トピックにも触れられる |
| MBA・マネジメント | グロービス学び放題 | 体系的なビジネスフレームワーク学習。昇進・管理職準備に最適 |
| 資格取得(簿記・FP等) | Udemy + スタディング | Udemyの概論講座で基礎固め、スタディングの演習問題で仕上げる組み合わせが効率的 |
| 英語力向上 | Udemy + NativeCamp | Udemyで文法・TOEIC対策、NativeCampで会話力を同時に伸ばす |
迷った場合は「Schooの生放送を1週間視聴→グロービス7日間無料体験→Udemyのセール時に1講座購入」というステップで3社を体験してから判断するのがおすすめです。費用ゼロで3社の雰囲気をつかめます。
教育訓練給付金・リスキリング補助金を最大限活用する

社会人の学び直しにかかる費用は、国や自治体の制度を使えば大幅に圧縮できます。全額自己負担している人が約7割という調査もあるため、使える制度を把握しておくことは重要でしょう。
教育訓練給付金(厚生労働省)
雇用保険に1年以上加入している方が対象で、指定講座の受講費用を国が補助してくれます。3つのレベルがあり、補助率が異なります。
- 一般教育訓練:受講費用の20%(年間上限10万円)を修了後に支給。簿記検定やTOEIC対策講座などが対象
- 特定一般教育訓練:受講費用の40%(年間上限20万円)を支給。税理士・社労士など業務独占資格の取得講座が対象
- 専門実践教育訓練:受講費用の最大70%(年間上限56万円)を支給。プログラミングスクールや看護師養成コースなどが含まれます
給付対象となる教育訓練は全国で約16,000講座にのぼります。厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で講座名やキーワードから絞り込みが可能です。
リスキリング補助金(経済産業省・2026年度版)
2023年度に始まった「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は2026年度も継続中です。転職を視野に入れたキャリア相談とスキル講座受講をセットで支援する仕組みで、受講費用の最大70%(上限56万円)が補助されます。
さらに2025年10月から「教育訓練休暇給付金」が新設されました。在職中にリスキリングのため30日以上の無給休暇を取得した場合、失業給付と同水準(賃金の5~8割)を最大150日分まで受け取れる画期的な制度です。
副業・転職・年収アップに直結するスキル講座5選

学び直しの目的として最も多いのが「年収アップ」と「転職」です。求人市場で需要が高く、学習投資に対する年収リターンが見込めるスキルを厳選しました。
Python・データ分析(Udemy)
データサイエンティストの平均年収は約696万円(doda 2026年調査)で、全職種平均より約200万円高い水準です。UdemyのPython講座はセール時1,200円から受講でき、3~6か月の学習期間で基礎から実務レベルまで到達する方も少なくありません。
Webマーケティング(Schoo + Udemy)
SEO・SNS広告・Google Analytics運用など、企業のデジタル施策を担うスキルです。転職市場では「Web広告運用経験者」の求人倍率が約3.2倍(リクルートエージェント調べ)と、未経験でも参入しやすい分野。Schooのライブ授業で最新トレンドを学び、Udemyで実務演習を重ねる組み合わせが効率的でしょう。
簿記2級・FP2級(スタディング + Udemy)
経理・財務部門への転職やフリーランスの確定申告にも役立つ定番資格です。簿記2級の合格率は約26%(日商公表)で、学習期間は3~5か月が目安。スタディングの問題演習とUdemyの概論講座を併用すると理解が深まります。
AI・機械学習入門(グロービス学び放題 + Udemy)
ChatGPTやCopilotの実務活用スキルは、もはやエンジニアだけのものではありません。グロービス学び放題の「テクノベート」カテゴリでAIの経営活用を学び、Udemyで実装スキルを身につける二段構えがおすすめです。AI関連職種の求人数は2024年比で約1.8倍に増加しています(Indeed Japan 2026年データ)。
英語・TOEIC対策(Udemy + オンライン英会話)
TOEIC800点以上の取得者は、未取得者と比べて生涯年収で約2,000万円の差があるとの試算もあります(IIBC調査参考値)。Udemyの文法・リスニング対策講座で基盤を固め、NativeCampやDMM英会話で実践力を鍛える流れが王道です。
学習を3か月以上続けるための実践テクニック

オンライン学習の最大の敵は「途中離脱」です。Udemyの公式データでは、購入した講座を最後まで完了する率は約15%にとどまるとされています。使ってみると便利なサービスほど、継続の仕組みづくりが重要になるでしょう。
- 週2時間を固定スケジュールに組み込む:通勤時間や昼休みなど「隙間時間」ではなく、カレンダーにブロックする方法が有効です。研究では習慣化には平均66日かかるとされています
- 学んだ内容を即日アウトプットする:社内チャットでの共有やブログ投稿など、24時間以内のアウトプットで記憶定着率が約40%向上するというデータもあります
- 3か月後のゴールを資格試験やポートフォリオ完成に設定する:漠然と学ぶより、締め切り効果で集中力が維持しやすくなります
- 学習仲間を見つける:Schooのコミュニティ機能やSNSの勉強アカウントで仲間を作ると、脱落率が約30%低下するとの報告もあります
よくある質問
Q. Udemy・Schoo・グロービス学び放題で最もコスパが良いのはどれですか?
A. 月額料金の安さではSchoo(月980円)が圧倒的です。ただし特定スキルを深く学びたい場合はUdemyのセール購入(1講座1,200円~)、ビジネス全般を体系的に学びたい場合はグロービス学び放題(月1,650円~)がコスパに優れています。
Q. 教育訓練給付金はオンライン講座にも使えますか?
A. 厚生労働省が指定した講座であれば、オンラインでも給付対象になります。ただしUdemy・Schoo・グロービス学び放題の個別講座は原則として対象外で、テックキャンプやDMM WEBCAMPなどの認定プログラミングスクールが主な対象です。
Q. 未経験からIT転職するにはどのくらいの学習期間が必要ですか?
A. Pythonやフロントエンド開発であれば、週10時間の学習で3~6か月が目安となります。ポートフォリオ(成果物)を2~3点制作してから求人に応募するのが一般的な流れです。
Q. 仕事が忙しくて学習時間を確保できません
A. 1日30分からでもスタートできます。Schooのアプリやグロービス学び放題は1本3~15分の短尺動画が豊富なため、通勤電車の中でも視聴しやすいでしょう。週末にまとめて2時間学ぶより、毎日15分を継続するほうが記憶定着率は高いとされています。
Q. 社会人の学び直しに使える補助金の申請手順を教えてください
A. 教育訓練給付金の場合、まずハローワークで受給資格を確認し、指定講座に申し込みます。講座修了後に修了証明書をハローワークに提出すると、1~2か月後に指定口座へ給付金が振り込まれます。事前にキャリアコンサルティングを受ける必要がある場合もあるため、最寄りのハローワークに問い合わせてみてください。
Q. 学び直しで年収はどのくらい上がりますか?
A. 経済産業省の調査ではリスキリング後に転職した人の約60%が年収アップを実現しており、平均増加額は約80万円です。ただし学んだスキルと市場ニーズの合致度、実務での活用経験が重要な要素となるでしょう。
自分に合った学び直しで次のキャリアを切り開く
社会人の学び直しは「何を学ぶか」と同じくらい「どう続けるか」が重要です。まずはSchooの無料ライブ授業やグロービスの7日間体験で「学ぶ習慣」を作り、方向性が定まったらUdemyやスクールで専門スキルを深掘りしていくのが現実的なロードマップでしょう。教育訓練給付金やリスキリング補助金を賢く使えば、費用面のハードルも大きく下がります。今年のボーナスの一部を自分自身への投資に回してみてはどうでしょうか。
