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タグ: 電気工事士 独学

  • 第二種電気工事士 技能試験2026下期 候補問題13問・練習スケジュール・工具セット・欠陥対策など

    第二種電気工事士 技能試験2026下期 候補問題13問・練習スケジュール・工具セット・欠陥対策など

    第二種電気工事士の下期試験は、10月25日(日)に筆記方式の学科試験、そして12月12日(土)・13日(日)に技能試験が控えています。学科の合格発表は11月24日(火)の予定です。ここで多くの受験者がつまずくのが、「学科の結果が出てから技能の練習を始めよう」という判断です。

    発表を待ってから動くと、技能試験までの残りはわずか18日しかありません。候補問題13問を一通り作るだけで、1問あたり40分〜1時間かかるため、2周目に入る前に本番を迎えてしまう計算です。令和7年度下期の技能試験の合格率は71.4%と高く見えますが、裏を返せば約3割の人が「欠陥1つ」で涙をのんでいる計算です。

    この記事でわかること

    • 2026年度下期の学科・技能試験の日程と、直近の合格率
    • 技能試験の仕組み(候補問題13問・40分・欠陥判定)
    • 本番まで約9週間の練習スケジュールと、必要な練習回数の目安
    • 指定工具・練習用材料・参考書の選び方と予算の目安
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    第二種電気工事士2026下期の日程と合格率

    最初に、下期試験全体のスケジュールを数字で整理しておきます。

    下期試験の主な日程

    項目 日程
    申込期間 8月17日〜9月3日(受付終了)
    学科試験(CBT方式) 9月24日(木)〜11月8日(日)
    学科試験(筆記方式) 10月25日(日)
    学科試験 合格発表 11月24日(火)予定(CBTは受験日から2週間経過後)
    技能試験 12月12日(土)または13日(日)
    受験手数料 インターネット申込 11,100円

    直近の合格率

    試験 合格率
    令和7年度 下期 学科試験 55.4%
    令和7年度 下期 技能試験 71.4%
    令和8年度 上期 技能試験 73.4%(受験者58,393人)

    技能試験の合格率は例年70〜74%の範囲で推移してきました。学科を通過した人の中で約3割が落ちる試験なので、「実技はおまけ」と考えるのは危険です。

    技能試験の仕組みと落ちる人の共通点

    第二種電気工事士 技能試験 下期 技能試験の仕組みと落ちる人の共通点のイメージ
    Photo by Armin Rimoldi on Pexels

    技能試験は、電気技術者試験センターが毎年1月に公表する候補問題13問の中から1問が出題されます。令和8年度分は2026年1月16日に公表済みで、上期・下期とも同じ13問が対象です。

    試験時間は40分、欠陥が1つでもあれば不合格

    与えられた単線図をもとに、材料を切り、被覆をむき、器具に結線して40分以内に完成させます。採点は減点方式ではなく、欠陥が1つでもあれば不合格という判定です。完成させても、次のような欠陥が見つかると合格できません。

    • リングスリーブの刻印(○・小・中)の選択ミス
    • 心線の露出(被覆のむきすぎ)や、被覆の傷
    • 接地側・非接地側の極性や、電線の色の取り違え
    • ランプレセプタクルや引掛シーリングの結線不良
    • 寸法が指定の50%未満になっている
    • 時間内に未完成

    候補問題13問の主な特徴

    グループ 主な内容 注意点
    No.1〜2 基本回路・パイロットランプ 常時点灯・同時点滅の結線を区別する
    No.3〜5 タイムスイッチ・三相200V・接地極付コンセント 電圧の異なる回路を混同しない
    No.6〜8 3路・4路スイッチ、リモコンリレー 複線図の段階で配線を正確に起こす
    No.11〜12 ねじなし電線管(E19)・PF管(PF16) 管とボックスの接続部材の扱いに慣れる

    どの問題にも、被覆のむき取り、リングスリーブ圧着、差込形コネクタ接続、ランプレセプタクル結線という共通作業が含まれます。逆に言えば、共通作業を体に覚えさせると、13問どれが出ても慌てずに済みます。

    本番まで約9週間の練習スケジュール

    第二種電気工事士 技能試験 下期 本番まで約9週間の練習スケジュールのイメージ
    Photo by Pixabay on Pexels

    10月12日から12月12日までは約9週間です。学科の筆記試験を10月25日に受ける方も、技能対策は学科の翌日から並行して始めるのがおすすめです。合格発表を待つ必要はありません。

    期間 目標 練習量の目安
    10/26〜11/8(2週間) 工具に慣れ、共通作業を反復 被覆むき・圧着を各50回程度
    11/9〜11/22(2週間) 候補問題13問を1周 1日1問、複線図から完成まで
    11/23〜12/6(2週間) 13問を2周目、40分以内で完成 苦手問題を重点的に
    12/7〜12/11(最終週) 欠陥チェックの総仕上げ 時間を計って本番形式で2〜3問

    13問を最低2周するのが合格者の多くが実践している目安です。複線図は1問3〜5分で描けるようにしておくと、残りの35分を作業と見直しに使えます。完成後に5分ほど残し、欠陥がないか確認する時間を必ず確保しましょう。

    練習の失敗談から学ぶ3つのコツ

    • 材料を使い切って練習が止まる:13問を1周すると、VVFケーブルだけで数十メートルを消費します。2周分の材料をまとめて準備しておくと、途中で手が止まりません
    • ストリッパーに頼りすぎる:ランプレセプタクルの「の」の字曲げなど、ペンチでしかできない作業もあります
    • 時間を計らずに練習する:1周目は時間を気にせず丁寧に、2周目からはタイマーで40分を計る習慣をつけましょう

    技能試験対策の工具・材料・参考書と予算の目安

    第二種電気工事士 技能試験対策の工具・材料・参考書と予算の目安のイメージ

    技能試験には、ペンチ、ドライバー(プラス・マイナス)、電工ナイフ、スケール、ウォーターポンププライヤー、リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711適合)の指定工具が必要です。これに加えて、作業時間を短縮できるVVFストリッパーを使う受験者が大半を占めます。

    ホーザン DK-28 電気工事士技能試験工具セット

    指定工具一式にVVFストリッパーが付いた定番の工具セットで、価格は1万円台前半が目安です。工具を個別に揃えるより手間がかからず、合格後も住宅の配線作業でそのまま使えます。セットに含まれるVVFストリッパーは外装と被覆を1本でむけるため、練習時間の短縮に直結します。

    ホーザン(HOZAN) DK-28 電気工事士技能試験 工具セット

    ホーザン(HOZAN) DK-28 電気工事士技能試験 工具セット

    14,980円 (税込)

    楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

    第二種電気工事士 技能試験 練習用材料セット(全13問対応)

    候補問題13問をそのまま作れるケーブル・器具・リングスリーブが揃った材料セットです。器具と電線1回分がセットになったものは2万円台前半が中心で、電線だけの追加セットは1万円前後で手に入ります。2周練習するつもりなら、最初から電線の追加分もあわせて用意しておくと途中で手が止まりません。

    2026年度 第二種電気工事士 技能試験 練習 材料 セット A(全13問 電線1回分 配線器具) 令和8年度 練習用材料 技能試験セット プレート外しキー 合格クリップ 付き 電材王

    2026年度 第二種電気工事士 技能試験 練習 材料 セット A(全13問 電線1回分 配線器具) 令和8年度 練習用材料 技能試験セット プレート外しキー 合格クリップ 付き 電材王

    24,400円 (税込)

    楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

    参考書の選び方と、給付金・年収・スキル面のメリット

    工具と材料が揃ったら、次は複線図と欠陥条件を確認するための参考書を選びます。写真で手順を追えるタイプと、ポイントを絞った解説型を1冊ずつ持っておくと安心です。

    オーム社「2026年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」

    13問すべての複線図と作業手順を写真付きで解説した参考書です。欠陥例も写真で確認できるため、完成品を見比べながら自分の作品をチェックするのに役立ちます。

    2026年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答 [ オーム社 ]

    2026年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答 [ オーム社 ]

    1,540円 (税込)

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    電気書院「2026年版 第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり」

    候補問題ごとの施工ポイントを詳しく解説した参考書です。動画で手順を確認しながら、紙の解説で寸法や欠陥条件を確認する組み合わせで使う方が多く見られます。

    費用項目 目安
    工具セット 約12,000〜15,000円
    練習用材料(器具+電線1回分、電線追加分) 約25,000〜35,000円
    参考書 約2,000〜3,000円
    合計 約39,000〜53,000円

    受験料11,100円と免状申請の手数料5,300円を合わせると、合格までの総額は5.5〜7万円前後になります。勤務先によっては資格取得支援制度で工具代や受験料を補助してもらえることもあるので、申請前に一度確認しておくと安心です。

    独学に不安がある方は、技能試験対策の講座やスクールも選択肢になります。通信講座のコースによっては厚生労働省の一般教育訓練給付金の対象となり、条件を満たせば受講費用の20%(上限10万円)がハローワーク経由で支給される仕組みです。

    実際に資格を取った人からは、「コンセントや照明の交換を自分でできるようになった」「設備管理の求人で書類が通りやすくなった」という声が多く聞かれます。電気工事のスキルは手に職として長く使えるため、年収アップやキャリアアップの土台にもなりやすい資格です。設備管理の仕事を目指すなら、危険物取扱者乙4の独学ロードマップとあわせて計画を立てる方も少なくありません。

    第二種電気工事士 技能試験によくある質問

    Q1. 技能試験は独学でも合格できますか?

    独学で合格する人は多く、工具と材料を自分で揃えて13問を2周できれば十分に狙えます。講習会や通信講座は、作業のクセを第三者に見てもらいたい方に向いている選択肢です。

    Q2. 学科の合格発表前に練習を始めても大丈夫ですか?

    問題ありません。むしろ、11月24日の発表後に始めると本番まで18日しかなく、13問を2周する時間が足りなくなります。自己採点で合格ラインを超えていれば、すぐに練習を始めましょう。

    Q3. 技能試験に落ちたら、次回は学科試験も受け直しですか?

    学科試験に合格した方は、次回の試験に限って学科が免除されます。下期の技能試験に落ちた場合は、2027年度上期の技能試験から再挑戦できます。

    Q4. 練習1回にどのくらいの時間がかかりますか?

    実際に練習を始めると、慣れないうちは1問に60〜90分かかるのが一般的です。2周目に入るころには40分を切れる人が多くなります。平日に1問、休日に2〜3問のペースが続けやすい目安です。

    Q5. 合格後はすぐに電気工事ができますか?

    技能試験の合格後、都道府県に免状を申請し、交付を受けてから電気工事に従事できます。申請手数料は5,300円で、合格通知書・申請書・写真2枚などが必要です。

    Q6. 第二種電気工事士は転職や副業に役立ちますか?

    一般住宅や小規模店舗の電気工事に必要な国家資格で、ビルメンテナンス、設備管理、電気工事会社の求人で評価されやすい資格です。資格手当として月3,000〜10,000円程度を支給する会社も見られ、年収アップの足がかりとして選ぶ方も増えています。

    12月12日に向けて、今週は工具を手に取るところから

    技能試験は「完成させること」と「欠陥を出さないこと」の両方が求められる試験です。学科の結果を待たずに工具と材料を揃え、共通作業の反復から候補問題13問の2周へと進めれば、約9週間で十分に間に合います。

    まずは今週中に工具セットと練習用材料を準備し、被覆むきとリングスリーブ圧着を10回ずつ試してみてください。手に感覚が残り始めたら、もう合格への準備は動き出しています。