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  • 登録販売者試験2026 11月以降の日程 中国四国の合格発表・九州沖縄12月20日・登録手続きなど

    登録販売者試験2026 11月以降の日程 中国四国の合格発表・九州沖縄12月20日・登録手続きなど

    2026年度(令和8年度)の登録販売者試験は、8月26日の北海道・東北ブロックから始まり、12月20日の九州・沖縄ブロックで締めくくられます。11月に入ると、試験を終えた人は合格発表を待つ立場に、九州・沖縄で受験する人は本番まで残り約7週間という立場に分かれます。

    同じ「11月」でも、やるべきことは立場によってまったく違うでしょう。ここでは2026年11月以降に動きがある予定に絞って、日程と行動を整理しました。

    • 全ブロックの試験日・合格発表日の一覧(2026年度)
    • 11月13日(金)中国・四国ブロック合格発表の確認方法
    • 12月20日(日)九州・沖縄ブロック受験者向けの逆算スケジュール
    • 合格後に必要な販売従事登録の手続きと費用
    • 不合格だった場合の2027年度に向けた動き方
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    2026年度登録販売者試験の全ブロック日程と合格発表日

    登録販売者試験は国家試験ですが、実施するのは各都道府県です。近隣の都道府県がブロックを組んで同じ日に同じ問題で試験を行うため、ブロックによって試験日と合格発表日が4か月近くずれるのが特徴です。

    ブロック 試験日 合格発表日 11月時点の状況
    北海道・東北 8月26日(水) 9月29日(火) 発表済み
    北関東・甲信越 8月26日(水) 10月2日(金) 発表済み
    関西広域連合 8月30日(日) 10月13日(火) 発表済み
    東海・北陸 9月2日(水) 10月16日(金) 発表済み
    首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉) 9月6日(日) 10月16日(金) 発表済み
    中国・四国 10月8日(木) 11月13日(金) 発表待ち
    九州・沖縄 12月20日(日) 2027年1月27日(水)予定 試験前

    すでに結果が出ているブロックでは、北海道の合格率が55.8%(受験者1,716人・合格者958人)、関西広域連合の7府県合算が52.2%(受験者10,139人・合格者5,289人)と公表されています。一方で東北6県は43.0〜51.6%と幅があり、同じ試験日・同じ問題でも県によって8ポイント以上の差が出ています。

    正確な日程や会場は、必ず受験する都道府県の薬務担当課のホームページで最終確認してください。

    11月13日(金)中国・四国ブロックの合格発表

    登録販売者試験 合格発表を確認して喜ぶ受験者のイメージ
    Photo by Ketut Subiyanto on Pexels

    鳥取・島根・岡山・広島・山口・香川・愛媛・高知の8県は、10月8日(木)に統一問題で試験を実施しました。合格発表は8県とも11月13日(金)午前10時です。

    合格の確認方法

    • 各県のホームページに合格者の受験番号を掲載
    • 県庁や保健所の掲示板での公示(岡山県は県庁北側公示板と県下各保健所)
    • 合格者には合格通知書を郵送(愛媛県など)

    電話での合否問い合わせには応じていない県がほとんどです。受験票は合格証書の受け取りや問い合わせで受験番号が必要になるため、発表後もしばらく保管しておきましょう。

    自己採点で合否の目安をつける

    試験は全120問で、合格には次の2条件を両方満たす必要があります。

    基準 内容
    総得点 120問中84問以上(7割)
    章ごとの足切り(35%基準) 20問の章は7問以上、40問の第3章は14問以上
    章ごとの足切り(40%基準) 20問の章は8問以上、40問の第3章は16問以上

    足切りの割合は都道府県によって35%か40%かが異なります。自己採点では総得点だけを見て安心しがちですが、第3章(主な医薬品とその作用)の正答数を必ず確認してください。総得点が90問を超えていても、第3章が足切りにかかって不合格になるケースがあります。

    12月20日(日)九州・沖縄ブロック受験者の逆算スケジュール

    福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の九州・沖縄ブロックは、全国で最も遅い12月20日(日)が試験日です。福岡県の場合、願書受付は8月17日(月)〜8月28日(金)ですでに終了しており、受験料は13,000円でした。11月1日時点で本番まで約7週間、残りの期間は「インプットの総仕上げ」と「過去問の周回」に配分します。

    期間 重点 具体的にやること
    11月1日〜11月15日 第3章の総仕上げ 成分名と分類(かぜ薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬など)を表で整理し直す
    11月16日〜11月30日 他ブロックの過去問 2026年度の首都圏・関西・中国四国の問題を各1回分、本番と同じ時間で解く
    12月1日〜12月13日 弱点章の補強 章別正答率が7割未満の章だけを一問一答で集中的に回す
    12月14日〜12月19日 最終確認 手引きの改訂点、間違いノート、受験票と会場アクセスの確認

    他ブロックの2026年度問題が最高の予想問題になる

    九州・沖縄で受験する人の最大の利点は、同じ年度の試験問題をすでに6ブロック分見られることです。試験問題は厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」をもとに作られるため、同じ年度の他ブロックの出題傾向は大いに参考になります。各都道府県のホームページで試験問題と正答が公開されることが多いので、早めにダウンロードしておきましょう。

    本番は午前・午後の長丁場

    首都圏ブロックの例では午前10時〜12時、午後13時30分〜15時30分の計4時間の試験でした。九州・沖縄ブロックの時間割は受験票で確認が必要ですが、12月下旬は寒さで集中力が落ちやすいため、休日に1度は午前と午後を通して120問を解き、体力配分を体感しておくと安心です。

    合格後にやること 販売従事登録の手続きと費用

    登録販売者試験 11月以降の日程 合格後にやること 販売従事登録の手続きと費用のイメージ

    登録販売者は、試験に合格しただけでは名乗れません。勤務先の店舗がある都道府県に販売従事登録を申請し、登録証の交付を受けて初めて登録販売者として医薬品を販売できます。

    項目 内容
    申請先 勤務する店舗の所在地を管轄する都道府県(保健所など)
    主な必要書類 販売従事登録申請書、合格証書(原本提示)、戸籍抄本または住民票、医師の診断書(求められる場合)、使用関係証明書
    手数料 3,000〜5,000円程度(都道府県により異なる)
    登録証交付まで 約2〜4週間

    手続きは就職・転職先が決まってから行うのが一般的です。実際に、ドラッグストアの求人では登録販売者に月5,000〜20,000円程度の資格手当を設ける例が見られ、パート・アルバイトでも時給が上がる場合があるため、年収アップを目的に受験する人も少なくありません。登録後も、直近5年間に一定の実務・業務経験(原則通算2年以上)を満たすまでは「研修中」の扱いとなり、管理者や一人での売り場対応はできません。求人を見るときは、研修中の登録販売者を受け入れているかどうかも確認しておきましょう。

    不合格だった場合の2027年度に向けた動き方

    登録販売者試験 2027年度に向けてテキストで学び直すイメージ
    Photo by cottonbro studio on Pexels

    中国・四国ブロックで不合格だった場合でも、2026年度中に受け直せる試験は基本的に残っていません。九州・沖縄ブロックの願書受付は8月で終わっているため、現実的な次の目標は2027年度の試験になります。

    • 他県受験も検討する:登録販売者試験は居住地に関係なく、どの都道府県でも受験できます。合格後はどの都道府県でも販売従事登録が可能です
    • 試験日の早いブロックで力試し:例年8月下旬の北海道・東北ブロックと、9月上旬の首都圏ブロックは日程が重ならないことが多く、2回受験する人もいます
    • 手引きの改訂を確認する:手引きは定期的に改訂されるため、2027年度用のテキストに買い替えてから学習を再開しましょう

    独学で2回続けて不合格だった場合は、通信講座やスクールとの比較も検討しましょう。添削や質問サポートがある講座は第3章の理解を短期間で深めやすく、一般教育訓練給付金の対象講座なら受講料の20%(上限10万円)が支給されます。1年近い準備期間がある場合の学習計画は、10か月単位で考えると無理がありません。最初の3か月で第3章の基礎を固め、残りの期間で過去問の周回に移るのが定番の流れです。

    九州・沖縄の受験者が直前期に揃えたい教材・道具

    残り7週間では、教材を増やしすぎると消化しきれません。次の3つに絞って準備すると、学習の迷いが減ります。

    登録販売者の過去問題集

    都道府県のホームページで問題は入手できますが、解説がついていないことがほとんどです。ブロック別に解説が付いた登録販売者の過去問題集を1冊用意すると、間違えた理由をその場で確認できます。最新年度版を選ぶのが基本です。

    ユーキャンの登録販売者速習テキスト&重要過去問題集/ユーキャン登録販売者試験研究会

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    医薬品成分の暗記カード・一問一答集

    第3章の成分名は、問題集を解くだけでは定着しにくい分野です。ポケットサイズの一問一答集なら、通勤時間や昼休みの10分を使って毎日100問程度を回せます。

    マークシート用のシャープペンシル

    試験はマークシート方式で、120問すべてを塗りつぶす作業が発生する点に注意が必要です。マークシート用の太芯シャープペンシル(1.3mmなど)を使うと塗りつぶし時間を短縮でき、見直しに回せる時間が増えます。

    登録販売者試験2026年11月以降についてよくある質問

    Q1. 九州・沖縄ブロックの試験に今から申し込むことはできますか?

    福岡県の願書受付は8月17日〜8月28日で終了しています。九州・沖縄ブロックの他県も同時期に受付を締め切っているため、2026年度に今から申し込める試験は基本的にありません。

    Q2. 中国・四国ブロックの合格発表は何時からですか?

    2026年11月13日(金)午前10時です。各県のホームページで合格者の受験番号が公表されます。

    Q3. 合格証書はいつ届きますか?

    都道府県によって異なりますが、合格発表後に郵送されるのが一般的です。販売従事登録で原本の提示を求められるため、受け取ったら紛失しないよう保管してください。

    Q4. 他県で合格した場合、地元で働けますか?

    はい、問題ありません。合格した都道府県ではなく、勤務先の店舗がある都道府県に販売従事登録を申請します。

    Q5. 総得点が84問を超えたのに不合格になることはありますか?

    あります。章ごとの足切り(35%または40%)を1つでも下回ると不合格です。特に問題数が多い第3章の正答数を自己採点で確認しておきましょう。

    Q6. 2027年度の試験日程はいつ発表されますか?

    例年、各都道府県が春頃から順次発表しています。前年度とほぼ同じ時期に実施されることが多いため、2026年度の日程を目安に学習計画を立てると現実的です。

    自分のブロックの予定を確認して次の一歩を決めよう

    2026年11月以降の登録販売者試験の動きは、11月13日(金)の中国・四国ブロック合格発表と、12月20日(日)の九州・沖縄ブロック本試験の2つです。合格発表を待つ人は第3章の自己採点結果を確認し、合格後の販売従事登録に向けて書類を把握しておきましょう。九州・沖縄で受験する人は、他ブロックの2026年度問題を手に入れて本番形式の演習を始めるのが、残り7週間で最も効果的な使い方です。

    まずは受験する(または受験した)都道府県のホームページを開き、合格発表日・試験問題の公開状況・販売従事登録の様式を確認するところから始めてください。




  • 登録販売者 独学ロードマップ2027 合格率・勉強時間・テキスト・試験日程など

    登録販売者 独学ロードマップ2027 合格率・勉強時間・テキスト・試験日程など

    2026年度の登録販売者試験は、8月下旬の北海道・東北ブロックから始まり、残すは12月20日の九州・沖縄ブロックのみとなりました。今年は見送ったけれど、来年こそはドラッグストアで通用する資格を取りたい。そう考えている方にとって、実は10月はスタートに最適な時期です。

    2025年度の全国合格率は40.7%。受験者58,996人のうち合格者は24,004人で、前年度の46.7%から6ポイント下がりました。しかも都道府県別に見ると、北海道54.8%に対して沖縄県は23.2%と2倍以上の差があります。独学で受かる人と落ちる人の差は、才能よりも「試験の仕組みを知っているかどうか」で生まれることが少なくありません。

    この記事でわかること

    • 登録販売者試験の構成(120問・240分・7割基準+足切り)と合格率の推移
    • 独学に必要な勉強時間と、2027年夏の試験に向けた10か月ロードマップ
    • 独学向けテキストと、通信講座を選ぶべき人の条件
    • 合格後の実務経験要件と、資格手当・年収への影響
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    登録販売者試験の仕組みと合格率2027年版

    登録販売者は、一般用医薬品のうち第2類・第3類医薬品を販売できる専門資格です。2015年度から受験資格の学歴・実務経験要件が撤廃され、年齢や経歴に関係なく誰でも受験できるようになりました。

    出題範囲と問題数

    章 内容 問題数
    第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問
    第2章 人体の働きと医薬品 20問
    第3章 主な医薬品とその作用 40問
    第4章 薬事関係法規・制度 20問
    第5章 医薬品の適正使用・安全対策 20問
    合計 午前・午後の2部制 120問(240分)

    合格基準は、総出題数の7割以上(84問以上)の正解に加えて、各章ごとに35%または40%以上の正答率が求められます(足切りの基準は都道府県によって異なります)。総合点が高くても、1つの章で足切りにかかれば不合格になる点に注意が必要です。

    合格率の推移と地域差

    区分 合格率
    2024年度 全国 46.7%
    2025年度 全国 40.7%(受験者58,996人/合格者24,004人)
    2025年度 最高(北海道) 54.8%
    2025年度 最低(沖縄県) 23.2%
    2025年度 九州・沖縄ブロック 27.2%

    試験問題はブロックごとに作成されるため、年度や地域によって難易度にばらつきが出ます。ちなみに、受験地は居住地に関係なく選べるうえ、ブロックごとに試験日が異なるため、複数のブロックを併願する受験者も珍しくありません。

    独学に必要な勉強時間と10か月ロードマップ

    登録販売者 独学ロードマップ 独学に必要な勉強時間と10か月ロードマップのイメージ
    Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels

    登録販売者の勉強時間は、一般に300〜400時間が目安とされています。医療・薬学の知識がない方なら400時間を見込んでおくと安心でしょう。2027年8〜9月の試験を目標に10月から始めれば、1日あたり約1.3時間のペースで届く計算です。

    2027年夏の試験に向けたスケジュール例

    時期 学習内容 目安時間
    10〜11月 第1章・第4章(基礎知識と法規)で用語に慣れる 約70時間
    12〜1月 第2章(人体の働き)を図解中心に理解 約70時間
    2〜4月 第3章(医薬品の成分と作用)を集中攻略 約120時間
    5月 第5章(適正使用・安全対策)と全章の総復習 約40時間
    6〜試験直前 過去問を複数ブロック分演習、弱点章の補強 約80時間

    なお、願書の受付は試験日の約2〜3か月前に始まり、受付期間は2週間ほどと短めです。首都圏ブロックの2026年度試験は9月6日実施で、申込は5月中旬に始まりました。5月の連休明けには、受験予定の都道府県の公式サイトを確認しておきましょう。

    独学で挫折しやすい「第3章の壁」

    多くの独学者が手を止めてしまうのが、40問と最大の配点を占める第3章です。かぜ薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬など20以上の薬効群について、成分名・作用・副作用・相互作用を覚える必要があります。

    • 成分名は語尾で分類する:「〜フェン」「〜ミン」など語尾の共通点でグループ化すると記憶が定着しやすくなります
    • 身近な市販薬のパッケージと結びつける:ドラッグストアの棚で成分表示を見ると、テキストの文字情報が具体的なイメージに変わります
    • 第2章と往復する:人体の仕組み(第2章)を理解しておくと、なぜその成分が効くのかが腑に落ちます

    実際に、第3章を後回しにした結果、直前期に暗記が間に合わず足切りにかかったという失敗談はよく聞かれます。最も時間がかかる章だからこそ、早めに着手するのが得策です。

    独学向けテキストと通信講座の選び方

    登録販売者 独学ロードマップ 独学向けテキストと通信講座の選び方のイメージ
    Photo by https://kaboompics.com/ on Pexels

    登録販売者の試験問題は、厚生労働省の「試験問題作成に関する手引き」から出題されます。テキストを選ぶ際は、最新の手引きに対応した版であることを必ず確認してください。古い版を使うと、改訂された内容で失点するおそれがあります。

    この1冊で合格!村松早織の登録販売者 テキスト&問題集(KADOKAWA)

    薬剤師の著者による解説で、イラストや語呂合わせが豊富なテキストです。テキストと問題集が1冊にまとまっているため、教材を何冊も持ち歩きたくない独学者に向いています。著者によるYouTubeの解説動画と組み合わせて使う受験者も多くいます。

    U-CANの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集

    出題頻度の高い論点を絞り込んだ構成で、重要過去問題を章ごとに収録した1冊です。全体像をつかんだあとの2冊目、あるいは短期間で仕上げたい方の1冊目として使いやすいでしょう。

    ユーキャンの登録販売者速習テキスト&重要過去問題集/ユーキャン登録販売者試験研究会

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    ユーキャン 登録販売者講座

    テキスト・添削・質問サービスがセットになった通信講座です。一般教育訓練給付制度の対象講座となっている場合があり、雇用保険の加入期間などの条件を満たせば、受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。受講前に厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」で対象かどうかを確認しておきましょう。

    ユーキャンの登録販売者講座

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    スタディング 登録販売者講座

    スマートフォンで動画講義と問題演習が完結するオンライン講座です。通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を積み上げたい社会人に向いており、紙の通信講座より費用を抑えやすい傾向があります。

    通信講座を選ぶべき人の条件

    • 第3章のような暗記量の多い分野で、独学だと計画が崩れやすい方
    • 質問できる相手がいないと理解が止まってしまう方
    • 勤務先のドラッグストアなどから講座費用の補助が出る方

    反対に、医療系の基礎知識がある方や、自分で学習計画を立てて進められる方なら、テキスト1冊と過去問で十分に合格圏を狙えるでしょう。

    合格後のキャリアと年収への影響

    登録販売者 独学ロードマップ 合格後のキャリアと年収への影響のイメージ
    Photo by Pavel Danilyuk on Pexels

    登録販売者の主な就職・転職先は、ドラッグストア、調剤併設薬局、コンビニやスーパーの医薬品売り場などです。未経験からの求人も多く、資格手当は月5,000〜1万円程度が一般的とされています。月1万円の手当なら、年収ベースで12万円のアップです。

    合格後すぐは「研修中」の扱いになる

    見落とされがちなのが、試験合格と同時に一人で医薬品を販売できるわけではない点です。過去5年以内に一定の実務経験(従事期間の要件は2023年の制度見直しで一部緩和されています)を満たすまでは「研修中の登録販売者」として、薬剤師や管理者の管理・指導のもとで販売することになります。詳しい要件は、販売従事登録を行う都道府県の薬務担当窓口で確認してください。

    キャリアアップの道筋

    実務経験を積んで店舗管理者の要件を満たすと、店長やエリアマネージャーなどの役職に進む道が開けます。接客で身につく「症状を聞き取って適切な市販薬を提案するスキル」は、高齢化が進むなかでセルフメディケーションの担い手として評価が高まっている分野です。

    登録販売者の独学に関するよくある質問

    Q1. 登録販売者は独学で合格できますか?

    独学で合格している方は多くいます。最新の手引きに対応したテキストを1冊選び、複数ブロック分の過去問を繰り返し解くことが合格への近道です。

    Q2. 勉強時間はどれくらい必要ですか?

    一般に300〜400時間が目安とされています。1日1〜1.5時間の学習なら、8〜10か月ほどの期間を見込んでおくと余裕を持って準備できます。

    Q3. どの章から勉強を始めるべきですか?

    用語に慣れるため、第1章と第4章から始める方法がおすすめです。最も配点の大きい第3章には、遅くとも試験の半年前までに着手しておきましょう。

    Q4. 他の都道府県で受験してもよいですか?

    受験地は居住地に関係なく選べます。合格した資格は全国で有効なので、試験日が異なる複数のブロックを併願して受験機会を増やす方もいます。

    Q5. 受験料はいくらですか?

    都道府県によって異なり、2026年度は大阪府(関西広域連合)が12,800円、東京都が13,600円でした。併願する場合はブロックごとに受験料がかかります。

    Q6. 古いテキストを使っても大丈夫ですか?

    おすすめできません。試験問題の作成基準となる手引きは改訂されることがあるため、受験年度に対応した最新版のテキストを使うのが安全です。

    2027年の合格に向けて今月から一歩を踏み出そう

    登録販売者試験は、120問を7割正解すれば合格できる一方、章ごとの足切りと第3章の暗記量が独学者の大きな壁になります。10月から始めれば、1日1時間あまりの積み重ねで2027年夏の試験に間に合う計算です。

    まずは最新の手引きに対応したテキストを1冊決め、第1章を読み始めるところからスタートしましょう。受験予定の都道府県と、併願できそうなブロックの試験日もあわせて確認しておくと、学習の締め切りが明確になります。