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タグ: 第174回

  • 簿記2級 試験直前1週間の過ごし方2026 第174回の持ち物・電卓・前日・当日の時間配分など

    簿記2級 試験直前1週間の過ごし方2026 第174回の持ち物・電卓・前日・当日の時間配分など

    11月15日(日)の第174回日商簿記検定まで、残りあと少し。過去問を何周も解いてきた人ほど、最後の1週間で「新しい問題集に手を出すべきか」「前日は何時に寝るべきか」と迷いやすくなります。直前の7日間は、実力を伸ばす期間というより積み上げた点数を本番で取りこぼさないための調整期間です。

    ここでは演習スケジュールそのものではなく、試験7日前から当日の試験終了までに絞って、やることと持ち物を時系列で整理しました。

    • 第174回簿記2級の試験時間・受験料・合格基準の確認
    • 7日前〜前日までの日別チェックリスト
    • 前日にやること・やめておくこと
    • 当日の持ち物(電卓・時計・筆記具の規定)
    • 13時30分開始の90分を使い切る時間配分と見直し手順
    • 試験後の自己採点と合格発表までの過ごし方
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    第174回簿記2級の当日情報を最初に確認しておく

    直前期に意外と多いのが、試験開始時刻の勘違いです。2級と3級は同じ日に実施されますが、開始時刻はまったく違います。受験票が届いたら、まず次の表と照らし合わせてください。

    項目 第174回 簿記2級(統一試験)
    試験日 2026年11月15日(日)
    試験開始 13時30分
    試験時間 90分(15時00分終了)
    受験料 5,500円(税込)※ネット申込は事務手数料660円が別途かかる会場あり
    合格基準 100点満点中70点以上
    出題構成 第1問〜第3問が商業簿記、第4問・第5問が工業簿記

    3級は午前9時開始の60分なので、午前中に会場がにぎわっていても2級の受験生は慌てる必要はありません。ただし集合時刻は会場ごとに決められていて、開始15分前〜30分前の着席を求める商工会議所が多いため、受験票に書かれた集合時刻を必ず優先してください。

    実際に大学や高校の教室が会場になる地域では、上履きが必要な場合もあります。受験票の注意書きに「上履き持参」とあるかどうかは、1週間前の時点で確認しておくと前日に慌てずに済みます。

    試験7日前から前日までの1週間スケジュール

    簿記2級 試験直前1週間の過ごし方 試験7日前から前日までの1週間スケジュールのイメージ
    Photo by Jeswin Thomas on Pexels

    最後の7日間は、新しい知識を増やすより「すでに解ける問題を確実に解く」ことに時間を集中させるのが基本です。次の日別プランは、平日は仕事や学校があり、1日2〜3時間程度しか確保できない人を想定しています。

    日付 やること 目安時間
    11月8日(日)7日前 予想問題1回分を13時30分から90分で通し演習 3時間
    11月9日(月)6日前 8日の誤答を仕訳単位で解き直し、解き直しノートに追記 2時間
    11月10日(火)5日前 第1問の仕訳15問を20分で解く練習(スピード確認) 1.5時間
    11月11日(水)4日前 工業簿記(第4問・第5問)だけを30分で解く練習を2セット 2時間
    11月12日(木)3日前 連結会計・税効果会計など苦手論点を1テーマだけ見直し 2時間
    11月13日(金)2日前 解き直しノートを最初から通読、間違えやすい勘定科目に印 1.5時間
    11月14日(土)前日 仕訳の見直しと持ち物準備のみ。通し演習はしない 1時間

    7日前の通し演習は「本番と同じ時刻」で解く

    11月8日の通し演習は、できれば本番と同じ13時30分に始めてください。昼食後の眠気がどの程度出るか、90分の後半で集中力がどこまで持つかを事前に体感しておくと、当日の昼食量や休憩の取り方を調整できます。点数が60点台でも焦る必要はありません。直前期の通し演習は弱点を1つでも見つけた時点で役目を果たしています。

    新しい問題集には手を出さない

    この時期に書店で別の予想問題集を手に取ると、見慣れない出題形式に動揺して自信を失うケースがよくあります。手元にある過去問・予想問題の解き直しのほうが、点数への効果ははるかに大きいと考えられるでしょう。

    前日にやること・やめておくこと

    簿記2級 試験直前1週間の過ごし方 前日に電卓とノートで仕訳を見直すイメージ
    Photo by olia danilevich on Pexels

    前日の過ごし方で点数が10点変わることはまれですが、睡眠不足や忘れ物で実力を出し切れないケースは毎回起きています。前日は「準備と軽い確認だけの日」と割り切りましょう。

    前日にやること

    • 受験票・本人確認書類・電卓を1つの袋にまとめる
    • 会場までの経路と所要時間を地図アプリで確認し、集合時刻の45分前到着を目安に出発時刻を決める
    • 電卓の全キーを押して反応を確認し、予備の電池または予備の電卓を用意する
    • 解き直しノートと第1問の仕訳だけを1時間程度見直す
    • 普段どおりの時刻に就寝する

    前日にやめておくこと

    • 90分の通し演習(点数が悪かったときの精神的ダメージが大きい)
    • 未習の論点を新しく覚えようとすること
    • 深夜までの詰め込みと、慣れない夜食・アルコール
    • SNSで「今回の予想論点」を追いかけること

    午後開始の試験なので、当日の午前中に1〜2時間の見直し時間が取れます。前日に無理をする必要はありません。

    試験当日の持ち物チェックリスト

    簿記2級 試験直前1週間の過ごし方 試験当日の持ち物チェックリストのイメージ

    統一試験では、使える道具に細かい規定があります。会場で「その電卓は使えません」と言われると、その時点で計算スピードが大きく落ちてしまいます。次の持ち物は前日の夜までに揃えておきましょう。

    持ち物 必須/推奨 確認ポイント
    受験票 必須 受験番号と会場名・集合時刻
    本人確認書類 必須 氏名・生年月日・顔写真が確認できるもの
    電卓 必須 四則演算中心の電卓。関数電卓・プリンター付き・音が出るものは不可
    HBまたはBの鉛筆・シャープペンシル 必須 2本以上
    消しゴム 必須 よく消えるもの1〜2個
    腕時計 推奨 時計機能のみのもの。スマートウォッチは不可
    上履き 会場による 受験票の注意書きを確認
    飲み物・軽食 推奨 試験中の飲食可否は会場の指示に従う

    カシオ 本格実務電卓 JS-20WKA

    本番で使う電卓は、12桁表示・早打ち対応の実務電卓が基本です。簿記受験生の定番として名前が挙がることが多いのがカシオ 本格実務電卓 JS-20WKAで、キーの押し心地が軽く、連続で数字を打ってもキーの取りこぼしが起きにくい設計です。ポイントは「新しく買うなら直前ではなく今週中」という点で、キー配置が変わると打ち間違いが増えます。メモリー機能(M+、M−、GT)は使用可能とされることが多く、工業簿記の差異分析で役立つ場面があるでしょう。

    カシオ 電卓 12桁 本格実務電卓 検算 3キーロールオーバー 5年保証 CASIO JS-20WKA-SR シルバー【正規品】【在庫あり】

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    8,980円 (税込)

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    シャープ 実務電卓 EL-G37

    すでに使い慣れた電卓があるなら、それを本番でも使い、予備をもう1台鞄に入れておくと安心です。予備用としてはシャープ 実務電卓 EL-G37のような12桁の実務電卓が候補になります。メイン機と予備機でキー配置(「00」や「√」の位置)が大きく違わないかは、事前に確認しておいてください。

    カシオ スタンダード アナログ腕時計 MQ-24

    会場の教室に時計がない、または後方の席から見えにくいケースも珍しくありません。カシオ スタンダード MQ-24のようなシンプルなアナログ腕時計なら、第1問に何分使ったかを針の位置で直感的に把握できます。アラーム機能付きのものは、音が鳴らないよう前日に設定を解除しておきましょう。

    書き直しに強いシャープペンシルと消しゴム

    簿記2級は記述式で、修正の多い答案になりがちです。0.5mmのHBシャープペンシル2本とよく消える消しゴムを用意し、芯の補充も忘れずに。消しくずが答案に残ると数字の読み違いにつながるため、角のある消しゴムが扱いやすいと言われています。

    当日の流れと90分の時間配分・見直し手順

    当日の午前中は、解き直しノートで間違えやすい仕訳を眺める程度にとどめるのが無難です。昼食は11時30分頃までに腹八分目で済ませると、13時30分の開始時に眠気が出にくくなります。

    当日のタイムスケジュール例

    時刻 行動
    8時30分 起床(前日と同じ時刻)
    9時30分〜11時 解き直しノートと第1問の仕訳を軽く確認
    11時30分 昼食(消化のよいものを少なめに)
    12時15分 会場へ出発(集合時刻の45分前到着を目安)
    13時〜13時15分 着席・トイレ・電卓と時計を机に配置
    13時30分 試験開始
    15時00分 試験終了

    90分の時間配分の一例

    解く順番は人それぞれですが、点数を取りやすい問題から片付ける順番が定番です。

    • 第1問(仕訳5問):15分
    • 第4問(工業簿記):15分
    • 第5問(工業簿記):15分
    • 第3問(財務諸表・決算整理):25分
    • 第2問(連結・株主資本等):12分
    • 見直し:8分

    第2問で手が止まったら、5分考えて方針が立たない場合は部分点狙いに切り替えると決めておくと、全体の時間配分が崩れません。70点が合格ラインなので、満点を取りにいく必要はありません。

    最後の8分でやる見直し

    1. 解答欄の書き間違い(転記ミス)と勘定科目名の誤字
    2. 第1問の借方・貸方の金額が一致しているか
    3. 第3問の当期純利益が損益計算書と貸借対照表で一致しているか
    4. 数字の桁区切り(カンマ)の位置

    試験が終わってから合格発表まで

    試験当日の夕方から夜にかけて、資格スクール各社が解答速報を公開するのが例年の流れです。自己採点は、問題用紙に自分の解答を書き写しておくとスムーズに進みます。問題用紙の持ち帰り可否は会場の案内に従ってください。

    合格発表の時期と方法は受験した商工会議所ごとに異なり、試験からおおむね2〜4週間後に発表される会場が多くなっています。自己採点が70点前後のボーダーだった場合でも、配点や部分点の扱いで結果が変わることがあるため、発表まで次の行動を止めずにおきましょう。

    • 自己採点80点以上:簿記1級や他資格への準備を始める
    • 65〜75点:合格発表を待ちつつ、苦手論点だけ軽く復習を続ける
    • 65点未満:12月以降のネット試験(CBT方式)で早めに再挑戦する計画を立てる

    ネット試験は随時受験が可能で、統一試験と同じ合格基準です。統一試験の記憶が新しいうちに受験したほうが、学習の空白期間を短くできます。

    合格後のスキルの活かし方

    簿記2級は、経理・財務職の求人票で「歓迎資格」として挙げられることが多い資格です。連結会計や工業簿記まで理解していると、決算業務や原価計算の実務に早く入れるため、転職時のアピールや資格手当による年収アップにつながる可能性があります。再挑戦で独学に不安がある場合は、資格スクールの短期講座を検討するのも一案です。厚生労働省の教育訓練給付金(一般教育訓練は受講料の20%・上限10万円)の対象講座なら、費用負担を抑えて受講できます。

    簿記2級の試験直前1週間に関するよくある質問

    Q1. 前日に過去問を1回分通しで解いてもいいですか?

    おすすめしません。点数が悪かったときに自信を失い、睡眠にも影響が出やすいためです。前日は仕訳の確認と持ち物準備だけにとどめ、通し演習は7日前と4日前までに終えておくのが安全です。

    Q2. 電卓を新しく買い替えても間に合いますか?

    1週間以上前なら慣らす時間がありますが、前日や当日の買い替えは打ち間違いの原因になります。使い慣れた電卓を本番でも使い、新しいものは予備として持っていく形が無難です。

    Q3. 試験会場で電卓の音が鳴ってしまったらどうなりますか?

    音の出る電卓は使用不可とされているため、試験監督から注意を受ける可能性があります。キー音をオフにできる機種は前日に設定を確認し、オフにできない機種は使わないようにしてください。

    Q4. 試験中にトイレに行けますか?

    会場の指示によりますが、試験時間中に一時退出すると戻れない、または監督者の付き添いが必要になる場合があります。開始15分前までに必ず済ませておきましょう。

    Q5. 当日、本人確認書類を忘れたら受験できませんか?

    原則として本人確認ができないと受験できない可能性があります。運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きのものを受験票と同じ袋に入れておくのが確実です。

    Q6. 解答速報で70点に届かなかったら、すぐにネット試験を申し込むべきですか?

    合格発表を待たずに申し込んで問題ありません。ネット試験は受験日を自分で選べるため、統一試験の2〜3週間後に設定すると、直前期の知識を保ったまま再挑戦できます。

    試験当日に70点を取り切るために今日からやること

    直前1週間でやるべきことは、新しい知識を増やすことではなく、すでに解ける問題を確実に得点に変える準備です。7日前の通し演習で弱点を確認し、前日は持ち物と仕訳の見直しだけ。当日は13時30分開始に合わせて昼食と移動時間を逆算します。

    まずは今日のうちに受験票の集合時刻と持ち物の規定を確認し、電卓・時計・筆記具を1つの袋にまとめてください。準備が整っていれば、残りの日数をすべて解き直しに使えます。




  • 日商簿記1級 第174回 直前4週間の勉強法2026 合格率推移・足切り対策・時間配分・問題集など

    日商簿記1級 第174回 直前4週間の勉強法2026 合格率推移・足切り対策・時間配分・問題集など

    10月19日の時点で、第174回日商簿記1級の本番(2026年11月15日・日曜)までは残り27日です。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目すべてに手を広げたまま、どこから仕上げればよいか迷っている受験生は少なくありません。1級は「合計70点以上」に加えて「各科目40%以上」という足切りがあるため、得意科目を伸ばすだけでは合格できない試験です。

    直近8回の公式データと試験の仕組みから逆算し、残り4週間で何をどの順番でやるかを具体的に整理しました。

    • 第174回の試験概要(受験料・試験時間・合格基準)
    • 合格率の推移と、第173回の21.2%をどう読むか
    • 直前4週間の週別スケジュール
    • 足切りを避けるための科目別の優先順位
    • 本番90分×2の時間配分と当日の注意点
    • 直前期に絞って使う教材と電卓
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    第174回日商簿記1級の試験概要と「残り27日」の位置づけ

    1級は2級・3級と違ってネット試験がなく、年2回(6月・11月)の統一試験のみです。2027年2月の第175回は2級・3級だけの実施のため、11月を逃すと次の1級は2027年6月まで約7か月の空白期間ができる計算です。

    項目 内容
    試験日 2026年11月15日(日)9:00開始
    受験料 8,800円(税込)
    試験時間 商業簿記・会計学 90分 / 工業簿記・原価計算 90分
    配点 4科目 各25点・合計100点
    合格基準 合計70点以上、かつ1科目ごとの得点が40%(10点)以上
    申込 各商工会議所ごとに受付(東京商工会議所は9月29日〜10月6日で締切済み)

    申込期間は商工会議所によって異なり、東京23区の受付はすでに終了しました。申込状況の確認方法は日商簿記 第174回 申込締切2026にまとめています。

    残り27日は、新しい論点を覚える期間ではなく「解ける論点を本番形式で確実に取る」ための期間です。この切り替えが遅れるほど、総合問題を時間内に解く練習が足りなくなります。

    合格率の推移:第173回の21.2%は例外と考えたほうが安全です

    日商簿記1級 第174回 直前4週間の勉強法 合格率の推移:第173回の21.2%は例外と考えたほうが安全ですのイメージ
    Photo by YI REN on Pexels

    日本商工会議所が公表している受験者データでは、直近8回の合格率は次のように推移しています。

    回 試験日 実受験者数 合格者数 合格率
    第173回 2026年6月14日 9,806名 2,076名 21.2%
    第171回 2025年11月16日 10,524名 1,604名 15.2%
    第170回 2025年6月8日 9,610名 1,343名 14.0%
    第168回 2024年11月17日 10,420名 1,572名 15.1%
    第167回 2024年6月9日 9,457名 992名 10.5%
    第165回 2023年11月19日 10,251名 1,722名 16.8%
    第164回 2023年6月11日 9,295名 1,164名 12.5%
    第162回 2022年11月20日 9,828名 1,027名 10.4%

    8回のうち7回は10〜17%の範囲に収まっており、20%を超えたのは第173回だけです。受験生の間では「問題は難しく感じたのに合格率は高かった」という声も多く、難易度の体感と合格率が一致しないことは珍しくありません。

    実は、11月試験の実受験者数は直近3回とも1万人を超えており、同じ年度の6月より約900〜1,000名多い傾向があります。年内に結果を出したい社会人や学生の受験が重なっている可能性があります。11月は「15%前後」を前提に、合格ラインぎりぎりではなく75点を目標に置くのが現実的です。

    直前4週間の勉強スケジュール(10月19日〜11月14日)

    日商簿記1級 第174回 直前4週間の勉強法 直前4週間の勉強スケジュール(10月19日〜11月14日)のイメージ
    Photo by Pavel Danilyuk on Pexels

    社会人の場合、平日2時間・休日5時間を確保できると4週間で約80時間になります。次の表は、その80時間を「弱点の穴埋め → 総合問題 → 本番形式 → 調整」の順に配分した例です。

    期間 テーマ 具体的にやること
    第1週(10/19〜10/25) 足切り科目の穴埋め 過去問1回分を時間を計って解き、10点を割った科目の頻出論点を集中して復習
    第2週(10/26〜11/1) 総合問題の型づくり 連結会計・本支店会計・原価計算の総合問題を各3題、解く順番を固定する
    第3週(11/2〜11/8) 本番形式の予想問題 予想問題を4回分、9:00開始の時間割で通し演習(日曜は本番と同じ時刻に)
    第4週(11/9〜11/14) 調整・暗記の総点検 間違いノートと理論(会計学の文章問題)の見直し、新しい問題には手を出さない

    実際に過去問を時間を計って解いてみると、自宅学習では気づかなかった「解く順番の迷い」で10分以上失うことがよくわかります。第3週の日曜(11月8日)は、本番のちょうど1週間前です。この日に9:00開始・前半90分・休憩・後半90分の時間割で通し演習をしておくと、当日の集中力の配分がつかみやすくなります。

    手応えは、2級までの学習をどう進めてきたかでも変わるでしょう。2級の範囲に不安が残る場合は、簿記2級 独学勉強法2026で扱った工業簿記の基礎を先に確認しておくと、原価計算の取りこぼしが減ります。

    足切り(40%)を避けるための科目別の優先順位

    日商簿記1級 第174回 直前4週間の勉強法 足切り(40%)を避けるための科目別の優先順位のイメージ
    Photo by Johannes Plenio on Pexels

    1級で多い不合格パターンは、合計70点に届いていても1科目だけ9点以下で落ちるケースです。直前期は「得意を伸ばす」より「どの科目も10点を確実に超える」ことを優先します。

    商業簿記:連結会計の基本手順だけは落とさない

    商業簿記は損益計算書や貸借対照表を作る総合問題が中心で、連結会計・本支店会計・企業結合が繰り返し出題されています。全部を完璧にする時間はないため、開始仕訳・のれんの償却・非支配株主持分の3手順を確実にし、部分点を積み上げる方針が安全です。

    会計学:理論問題は「語句」で点を拾う

    会計学は計算に加えて、正誤問題や語句補充も出題範囲です。退職給付・減損会計・税効果会計のように、計算と理論の両方で問われる論点を優先すると効率が上がります。語句問題は1問1〜2点でも、足切り回避には大きな意味があります。

    工業簿記:勘定連絡図を毎回書く

    工業簿記は標準原価計算・部門別計算・総合原価計算が中心です。いきなり計算を始めると数字の流れを見失いやすいため、最初の2分で勘定連絡図を書く習慣をつけると、ケアレスミスが目に見えて減ります。

    原価計算:CVP分析と意思決定会計を先に

    原価計算は意思決定会計・CVP分析・予算実績差異分析などが頻出です。問題文が長く、設問の後半ほど難しくなる構成が多いため、前半の設問を確実に取って10点を先に確保するのがポイントです。

    本番90分×2の時間配分と当日の注意点

    1級の試験は前半90分(商業簿記・会計学)と後半90分(工業簿記・原価計算)に分かれ、それぞれの時間内でどちらの科目から解いてもかまいません。前半を例にすると、次のような配分が多く使われています。

    時間 やること
    0〜5分 全問題をざっと見て、会計学の理論問題の量と商業簿記の総合問題の重さを確認
    5〜30分 会計学の理論・小問(短時間で点になる部分)
    30〜80分 商業簿記の総合問題(解ける項目から埋める)
    80〜90分 空欄の見直し、会計学の計算問題の残り

    過去の受験者の失敗談で目立つのは「商業簿記の連結に40分かけて、会計学が手つかずのまま終わった」というものです。1問に時間をかけすぎたと感じたら、10分で見切って次の科目へ移るルールを事前に決めておくと立て直しやすくなります。

    電卓は計算機能のみのものであれば複数台の持ち込みが認められており、故障や電池切れに備えて2台用意する受験生が多いようです。試験会場は暖房が効きすぎることも寒いこともあるため、脱ぎ着しやすい服装で、受験票・写真付き身分証明書・筆記用具をそろえておきます。

    直前期に絞って使う教材と電卓

    残り4週間で新しいテキストを1冊通読する時間はありません。教材は「過去問・予想問題・手元のテキスト」の3種類に絞り、手を広げないことが大切です。

    TAC出版 合格するための過去問題集 日商簿記1級

    出題実績のある過去問を論点別に確認できる問題集です。合格するための過去問題集 日商簿記1級は解説が詳しく、第1週の弱点洗い出しに向いています。毎年度版が出ているため、購入するなら最新年度版が安心です。

    26年11月検定対策 合格するための過去問題集 日商簿記1級 [ TAC株式会社(簿記検定講座) ]

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    3,190円 (税込)

    楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

    TAC出版 網羅型完全予想問題集 日商簿記1級

    本番と同じ形式の予想問題を複数回分収録しています。網羅型完全予想問題集 日商簿記1級は第3週の通し演習に使いやすく、出題されやすい論点を広く確認できます。

    TAC出版 スッキリわかる日商簿記1級 商業簿記・会計学

    すでに手元にあるテキストが別の出版社のものなら、無理に買い替える必要はありません。辞書代わりに使う場合、スッキリわかる日商簿記1級はイラスト付きで論点の全体像をすばやく確認できます。

    独学で不安なら直前対策講座も選択肢

    独学で総合問題の解き方が固まらない場合は、TACや大原などが開講している1級の直前対策講座・答練コースを比較してみるのも一つの方法です。カリキュラムは予想問題の演習と解説講義が中心で、Web受講なら仕事帰りでも視聴できます。1級の通学・通信講座には厚生労働省の一般教育訓練給付金の対象になっているコースもあり、条件を満たせば受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。対象かどうかは講座の案内とハローワークで確認してください。

    12桁の簿記向け電卓

    1級は計算量が多いため、早打ちに対応した12桁の電卓が基本です。カシオ JS-20WKやシャープ EL-G37のような実務向けモデルは、キーの打ち間違いが少なく長時間でも疲れにくいと言われています。2台目は同じ配列のものにしておくと、故障時にも戸惑いません。

    日商簿記1級の直前期によくある質問

    Q1. 残り1か月から勉強を始めても合格できますか?

    2級合格直後で基礎がある人でも、1級の範囲は広いため1か月からの合格はかなり難しいと考えられます。11月の試験は本番形式に慣れる場と位置づけ、2027年6月の受験を本命にする判断も現実的です。

    Q2. 合格基準の「各科目40%」とは具体的に何点ですか?

    1科目25点満点のため、10点以上が必要です。合計が70点以上でも、1科目が9点以下なら不合格になります。

    Q3. 1級にネット試験(CBT)はありますか?

    ありません。1級は年2回の統一試験(紙の試験)のみで、2級・3級のネット試験とは仕組みが異なります。

    Q4. 11月を逃した場合、次の1級はいつですか?

    2027年2月の第175回は1級を実施しないため、次は2027年6月の試験になる予定です。日程は日本商工会議所の発表を確認してください。

    Q5. 合格すると何に役立ちますか?

    経理・財務の専門スキルを示す資格として評価が高く、税理士試験の税法科目の受験資格も得られます。経理職の求人では簿記2級以上を条件にする企業が多いため、1級は転職時に一段上の専門性を示す材料として有効です。年収への影響は企業や職種によって差がありますが、資格手当として毎月数千円〜数万円を支給する企業もあります。

    Q6. 電卓は何台持ち込めますか?

    四則演算やメモリ機能など計算機能のみの電卓であれば、予備を含めて複数台持ち込めます。関数電卓・印刷機能・音の出る機能が付いたものは使えないため、受験地の商工会議所の案内で事前に確認してください。

    11月15日を「最後の1級受験」にするために

    残り27日でやるべきことは、足切り科目をなくし、本番と同じ時間割で解く練習を重ねることです。まずは今週中に過去問を1回分、時間を計って解き、10点を割った科目を書き出してください。そこが第1週の学習テーマです。

    手持ちの教材に予想問題がない場合は、早めに1冊だけ追加しておくと第3週の通し演習に間に合います。簿記の学習全体の流れを振り返りたい場合は、簿記3級と2級の違い2026もあわせて確認すると、1級で求められる力との差がつかみやすくなります。




  • 簿記2級 過去問・予想問題 直前期の演習スケジュール2026 何回分・いつから・目標点・解き直しなど

    簿記2級 過去問・予想問題 直前期の演習スケジュール2026 何回分・いつから・目標点・解き直しなど

    11月15日(日)の第174回日商簿記検定まで、今日(10月5日)から数えて残り41日です。テキストはひと通り読み終えたのに、過去問や予想問題を解くと60点前後で止まってしまう。この時期に相談が増えるのは、ほとんどがこの悩みです。

    原因の多くは知識不足ではなく、演習の順番と復習のやり方にあります。簿記2級は90分で5つの大問を解き切る試験なので、1問ずつの理解と、90分を通しで戦う力は別物として鍛える必要があります。

    この記事は「何を勉強するか」ではなく、残り40日で過去問・予想問題を何回分、どの順番で、どう解き直すかに絞った演習計画です。

    • 第174回統一試験の日程と、申込締切の地域差(公式情報で確認済み)
    • 予想問題集は何回分あれば足りるのか、3周回すときの具体的な割り振り
    • 10月6日〜11月14日を3期に分けた日別の演習カレンダー
    • 大問別の目標点と、点数が伸びないときの原因の切り分け方
    • 解き直しノートの作り方と、本番形式90分のリハーサル手順
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    第174回簿記2級の試験日程と、直前期に押さえる数字

    まずは日付を正確に押さえておきましょう。日本商工会議所の検定情報ページでは、第174回簿記検定試験は2026年11月15日(日)施行と案内されています。申込受付は9月28日(月)から全国の商工会議所で順次始まっていますが、締切日は商工会議所ごとに異なります。

    項目 第174回(統一試験)
    試験日 2026年11月15日(日)
    2級の試験時間 13:30開始・90分
    申込受付 9月28日(月)から順次開始。締切は地域で異なり、遅い地域で10月19日(月)前後
    受験料(2級) 5,500円(税込)
    合格基準 100点満点中70点以上
    出題区分表 2022年度から適用の区分表から変更なし

    検索結果によって申込期間の表記がばらつくのは、全国一律の締切が存在しないためです。早い商工会議所ではすでに受付が終わっている可能性もあるため、受験予定地の商工会議所のページで締切を確認してから演習計画に入ってください。地域別の締切は第174回の申込締切カレンダーにまとめています。

    もうひとつ大事なのが、日本商工会議所が「2022年度から適用している区分表から変更はない」と明示している点です。つまり、2022年度以降の出題形式に沿った予想問題集であれば、今回の対策にそのまま使えます。古い年度の過去問を集めるより、現行形式の問題を回数多く解くほうが効率的と考えられます。

    簿記2級の過去問・予想問題は何回分必要か

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    結論から書くと、目安は「5〜6回分を3周」です。通信講座や資格予備校の解説でも同じ水準がよく示されており、合計で15〜18回の通し演習になります。

    なぜ「10回分を1周」より「5回分を3周」なのか

    簿記2級の出題は、連結会計・株主資本等変動計算書・本支店会計・標準原価計算など、パターンが決まっている論点の組み合わせです。新しい問題を次々と解いても、間違えた論点を放置すれば同じ場所で何度も失点します。

    1周目で「解けなかった問題」を特定し、2周目でそれを潰し、3周目で時間内に解けるか確認する。この3段階を踏むほうが、得点は安定しやすい傾向があります。

    市販の予想問題集の収録回数

    2026年度向けに出ている代表的な問題集の収録内容は次のとおりです(出版社の公開情報より)。

    問題集 収録内容 向いている人
    TAC出版 合格するための本試験問題集 日商簿記2級 2026年SS対策 本試験タイプ全12回(うち予想問題4回)+ネット試験の模擬試験プログラム10回分 回数をこなして形式に慣れたい人
    TAC出版 スッキリうかる 日商簿記2級 本試験予想問題集 予想問題9回分+購入者特典の模擬試験プログラム5回分 解説を読みながら弱点を埋めたい人

    どちらか1冊で回数としては十分です。2冊目を買うのは、1冊を3周し終えてからでも遅くありません。

    10月6日〜11月14日の過去問演習スケジュール(3期・40日)

    簿記2級 10月6日〜11月14日の過去問演習スケジュール(3期・40日)のイメージ
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    残り40日を、次の3期に分けて使います。1日の勉強時間は平日2時間・休日4時間を想定しています。

    期間 日数 演習内容 目標点
    第1期:10月6日(火)〜10月18日(日) 13日 大問別演習(1日1〜2題)+予想問題1周目 通しで55〜60点
    第2期:10月19日(月)〜11月1日(日) 14日 予想問題2周目(90分通し)+解き直し 通しで65〜70点
    第3期:11月2日(月)〜11月14日(土) 13日 3周目・本番時刻リハーサル・総復習 通しで75点以上を安定

    第1期(13日間):大問別に「解けない論点」を洗い出す

    最初の2週間は、まだ90分通しにこだわりません。平日は大問1題ずつ時間を計って解き、休日に1回分を通しで解く流れです。

    • 平日:第1問(仕訳5問)を12分で解く → 第4問または第5問を1題 → 解説を読んで解き直し
    • 休日:予想問題1回分を通しで解く(時間超過してもよいので最後まで)

    この期間で、予想問題の1周目を5〜6回分すべて終わらせるのが目標です。休日だけでは足りないため、平日のうち2日は通し演習に充てます。

    第2期(14日間):90分通しで2周目、時間配分を固める

    2周目からは必ず90分で時間を切ります。時間内に解き終わらなかった問題は、そこで手を止めて採点するのがルールです。実際の試験と同じ条件で点数を見ないと、本番での得点が読めないからです。

    通し演習の翌日は、新しい問題を解かずに前日の解き直しだけに使います。「解く日」と「直す日」を交互にすると、14日間で約7回分の通し演習と、同じ回数の解き直しができる計算です。

    第3期(13日間):本番の時刻で3周目と最終確認

    最後の2週間は、本番と同じ13:30開始で解く日を週2回つくります。午後の眠気や集中力の切れ方は、実際の時刻で解いてみないとわかりません。

    試験前日の11月14日(土)は新しい問題には手を出さず、解き直しノートと仕訳の見直しだけにとどめます。

    大問別の目標点と、点数が伸びないときの切り分け方

    簿記2級 大問別の目標点と、点数が伸びないときの切り分け方のイメージ
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    簿記2級の統一試験は5つの大問で構成されています。合格点の70点を取るための配分の一例は次のとおりです。

    大問 主な内容 配点 目標点 目安時間
    第1問 商業簿記の仕訳5問 20点 16点 12分
    第2問 連結会計・株主資本等変動計算書・個別論点 20点 10点 20分
    第3問 財務諸表・本支店会計など 20点 12点 25分
    第4問 工業簿記の仕訳+個別原価計算・総合原価計算など 28点 24点 18分
    第5問 標準原価計算・直接原価計算・CVP分析 12点 10点 10分

    合計すると目標点は72点、目安時間は85分で、見直しに5分を残せます。第4問・第5問の工業簿記40点のうち34点を取れるかどうかが、合否を分ける最大のポイントです。

    60点前後で止まる人の3つのパターン

    点数が伸びない原因は、たいてい次のどれかに当てはまります。予想問題1回ごとに、失点理由をこの3つに分類してみてください。

    1. 知識不足型:解説を読んでも理解できない → テキストの該当ページに戻る
    2. 時間切れ型:時間があれば解けた → 解く順番と、捨てる問題の判断を見直す
    3. ケアレスミス型:わかっていたのに間違えた → 電卓の打ち間違い・転記ミスを記録する

    実際に予想問題を1回分解いてみると、独学の受験生に多いのは2番目の時間切れ型だとわかります。第3問の財務諸表に30分以上かけてしまい、得点源の工業簿記を解き切れない失敗は、予想問題の段階でなら何度でも修正できます。

    解く順番は「第1問→第4問→第5問→第3問→第2問」

    おすすめの解答順は、配点が大きく安定して得点できる工業簿記を先に終わらせる順番です。第2問の連結会計は難易度の振れ幅が大きいため最後に回し、時間が残った分だけ部分点を積み上げます。

    解き直しノートの作り方と、本番形式リハーサルの手順

    同じ問題集を3周する効果は、復習の質で大きく変わります。解き直しは、問題を最初から全部解き直す必要はありません。

    解き直しノートに書く4項目

    • 日付と回数:例「10/12 予想問題第3回 1周目 58点」
    • 失点した大問と論点:例「第2問 連結 非支配株主持分の計算」
    • 失点理由の分類:知識不足/時間切れ/ケアレスミス
    • 次に解くときの一言メモ:例「のれん償却は支配獲得日から年数を数える」

    このノートは1回分あたり3〜5行で十分です。第3期に入るころには、自分が繰り返し間違える論点が10個前後に絞られているはずです。試験前日に見直すのは、この10個だけで構いません。

    本番形式リハーサルで確認する5つのこと

    1. 13:30に解き始め、15:00ちょうどに筆記用具を置く
    2. 問題用紙の余白に下書きを書く練習(統一試験は紙の試験です)
    3. 本番で使う電卓と同じものを使う
    4. 途中で時計を見るタイミングを決めておく(例:第1問終了時に12分経過)
    5. 終了後すぐに採点し、目標点との差を大問別に記録する

    独学で全体の勉強の流れを組み直したい場合は、簿記2級の独学勉強法と逆算スケジュールも参考にしてください。

    直前期の過去問演習に使う教材と道具

    直前期に新しい教材を増やしすぎると、どれも中途半端になりがちです。予想問題集1冊と、手に馴染んだ電卓があれば足ります。

    合格するための本試験問題集 日商簿記2級 2026年SS対策

    TAC出版 合格するための本試験問題集 日商簿記2級は、本試験タイプ12回分を収録した問題集です。うち4回分が予想問題で、ネット試験の模擬試験プログラム10回分も付いた構成です。統一試験向けに紙で解きつつ、スキマ時間にパソコンで模擬試験を受ける使い方ができます。

    合格するための本試験問題集 日商簿記2級 2026年SS対策 [ TAC株式会社(簿記検定講座) ]

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    2,420円 (税込)

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    スッキリうかる 日商簿記2級 本試験予想問題集

    スッキリうかる 日商簿記2級 本試験予想問題集は、予想問題9回分を収録した問題集です。解説が丁寧なため、1周目で知識不足型の失点が多かった人に向いています。

    2026年度版 スッキリうかる日商簿記2級本試験予想問題集 [ 滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ ]

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    1,760円 (税込)

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    簿記検定対応の電卓

    12桁表示・早打ち対応・メモリー機能付きの簿記検定対応 電卓が基本です。直前期に電卓を買い替えると打ち間違いが増えるため、替えるなら第1期のうちに済ませておきましょう。

    簿記2級の直前期の過去問演習でよくある質問

    Q. 過去問は公式に公開されていますか?

    日本商工会議所は統一試験の問題を一般公開していません。そのため直前期の演習は、出版社の予想問題集や、本試験の出題傾向を再現した問題集を使うのが一般的です。

    Q. 1周目で50点しか取れませんでした。間に合いますか?

    1周目の点数はあまり気にしなくて大丈夫です。重要なのは2周目で何点伸びるかです。第2期の終わり(11月1日)に65点に届いていれば、3周目で70点台に乗る可能性は十分あります。

    Q. 第2問の連結会計がどうしても解けません。捨ててもいいですか?

    完全に捨てるのはおすすめしません。連結会計でも、開始仕訳や当期の仕訳など前半の部分点は取りやすい傾向があります。解く順番を最後に回し、取れるところだけ拾う方針が現実的です。

    Q. 予想問題集は2冊目も買うべきですか?

    1冊目を3周して、毎回70点以上を安定して取れるようになってからで十分です。1周しかしていない状態で2冊目に移ると、弱点が残ったまま試験日を迎えるおそれがあります。

    Q. ネット試験の模擬試験プログラムは統一試験の対策になりますか?

    出題範囲は同じなので、論点の確認には役立ちます。ただし統一試験は紙の問題用紙に下書きしながら解く形式です。最低でも週1回は紙で通し演習をしておくと、本番での戸惑いが減ります。

    Q. 試験当日の朝は何をすればいいですか?

    解き直しノートと第1問の仕訳を軽く見直す程度にとどめましょう。試験開始は13:30なので、午前中に予想問題を1回分解くと、本番前に集中力を使い切ってしまうことがあります。

    Q. 独学が不安です。給付金を使える講座はありますか?

    簿記2級の通信講座には、厚生労働省の一般教育訓練給付金の対象になっているものがあります。雇用保険の加入期間などの条件を満たせば、指定講座の修了後に受講料の20%(上限10万円)が支給される制度です。講座を最後まで修了する必要があるため、今回の11月試験ではなく次回以降の受験に向けて検討するのが現実的です。

    Q. 簿記2級を取ると年収は上がりますか?

    資格だけで年収が決まるわけではありませんが、経理・財務の求人では簿記2級を応募条件や歓迎条件に挙げる企業が多く見られます。企業によっては資格手当の対象になることもあり、決算書を読むスキルは経理以外の営業職や管理職でも役立ちます。

    残り40日、今日から予想問題1回分を解き始めよう

    簿記2級の直前期は、新しい知識を増やす時期ではなく、同じ問題を3周して失点の原因を潰す時期です。まずは受験地の申込締切を確認し、今週末に予想問題を1回分、時間を計って解いてみてください。

    その点数が、残り40日の演習計画のスタート地点になります。11月15日(日)の13:30に、落ち着いて第1問に向かえるよう、今日から1日1題ずつ積み上げていきましょう。