本サイトのページには広告(PR)リンクが含まれます

整理収納アドバイザー2級・1級2026 費用・難易度・合格率・独学・仕事など

整理収納アドバイザー2級・1級のイメージ

2級は1日の講座を受けるだけで取得できて、合格率はほぼ100%。一方、1級まで進むと費用の合計は約11万円になり、筆記試験と面談審査が待っています。整理収納アドバイザーは、同じ資格名でも級によって「趣味の延長」と「仕事にする資格」の顔がはっきり分かれる珍しい資格です。

年末の大掃除を前に「片づけを体系的に学んでみたい」と考える人が増える時期でもあります。ただ、何級まで取ればよいのか、独学で済ませられる部分はあるのか、取得後に収入につながるのかは、公式サイトだけでは分かりにくいかもしれません。

  • 2級・準1級・1級それぞれの費用と所要時間
  • 級ごとの合格率と、つまずきやすいポイント
  • 独学で準備できる範囲と、講座が必須の範囲
  • 家庭・副業・本業での生かし方
  • 取得前に知っておきたい注意点
※本ページには広告(PR)リンクが含まれます。

整理収納アドバイザーの資格制度と級ごとの違い

整理収納アドバイザーは、一般社団法人ハウスキーピング協会が認定する民間資格です。片づけを「収納テクニック」ではなく、モノと空間と時間を管理する考え方として学ぶのが特徴です。級は主に2級・準1級・1級の3段階で構成されています。

級 取得方法 費用(税込) 所要時間の目安 合格率の目安
2級 認定講座を1日受講 24,700円 約6時間(1日) ほぼ100%
準1級 2日間の講座+試験 41,800円 約12時間(2日) 約70〜80%
1級 一次試験 CBT方式の筆記試験 22,000円 試験60分 約70〜80%
1級 二次審査 Zoom面談+体験報告書 23,100円 面談10分+報告書作成 約85〜90%

2級から1級まで順に取得すると、費用の合計は約11万1,600円になります(2026年10月時点の各種資格情報サイトの掲載額より。最新額は協会公式サイトで確認してください)。2級の受講料24,700円には、テキスト代と認定料が含まれています。すでにテキストを持っている人は23,100円、再受講は17,600円という区分も用意されているようです。

2級は1日で取れる?講座当日の流れと費用

整理収納アドバイザー2級・1級2026 2級は1日で取れる?講座当日の流れと費用のイメージ

2級は試験がなく、認定講座を最後まで受講すれば資格が認定されます。講座は全国の認定講師が開催しており、会場型は10時〜17時、オンライン型は9時30分〜16時30分といった1日完結の日程が一般的です。

講座で学ぶ内容

  • 整理・収納・片づけの違い(言葉の定義から整理する)
  • モノを「使っているか」で分ける判断基準
  • 使う場所・使う人・使う頻度から収納場所を決める考え方
  • 家族の動線を踏まえた配置のルール

実際に受講した人の感想を見ると、「捨てるテクニックを教わると思っていたら、捨てる前の判断基準を学ぶ講座だった」という声が目立ちます。講座の中盤には自宅の写真や間取りを題材にしたワークが入ることもあり、受講後すぐに自分の家で試せる内容になっています。

会場とオンラインの選び方

会場型は他の受講者と意見交換しやすく、質問もその場でできるのが利点です。オンライン型は移動時間がかからず、子育て中の人や地方在住の人に選ばれています。受講料は同額に設定されていることが多いため、開催日程と通いやすさで決めて問題ありません。

準1級・1級の難易度と合格までの期間

整理収納アドバイザー2級・1級 準1級・1級の難易度と合格までの期間のイメージ
Photo by RDNE Stock project on Pexels

準1級から先は、知識の確認と実践の評価が加わります。合格率だけを見ると7〜9割と高めですが、「講座を受けた人のうち受験まで進む人」の割合で考えると、途中で止まってしまう人も少なくありません。

準1級は2日間の講座で応用力を確認

準1級は合計約12時間の講座で、2級の内容を他人の家に応用する視点を学びます。依頼者の話を聞き取り、片づけの計画を立てる「コンサルティング」の基礎が中心です。合格率は約70〜80%と言われています。

1級一次試験はCBT方式の択一式100問

1級一次試験は、テストセンターで受験するCBT方式の択一式で、試験時間60分に100問が出題される形式です。1問あたり36秒の計算になるため、テキストの内容を「読めば分かる」状態ではなく、即答できる状態まで仕上げておく必要があります。準1級までの講座テキストを繰り返し読み、用語の定義を自分の言葉で説明できるようにしておくのが基本の対策です。

1級二次審査は面談と体験報告書

二次審査では、Zoomでの面談(1人10分)と、面談後30日以内に提出する体験報告書で総合的に評価されます。報告書は、実際に誰かの片づけをサポートした体験をまとめるものです。家族以外の協力者を見つけて実践する必要があるため、一次試験の前から依頼先の目星をつけておくとスムーズに進むでしょう。

2級取得から1級合格までは、最短でも3〜6か月ほどかかるのが一般的です。仕事と並行する場合は、半年から1年の計画を立てておくと無理がありません。

独学で準備できる範囲と講座が必要な範囲

整理収納アドバイザー2級・1級 独学で準備できる範囲と講座が必要な範囲のイメージ
Photo by Yan Krukau on Pexels

整理収納アドバイザーは、2級と準1級が講座受講を前提としているため、「完全独学」で資格を取ることはできません。ただし、講座の前後で独学できる部分は多くあります。

整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門

2級講座の公式テキストとして使われているのが、整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門 第4版(ハウスキーピング協会監修)です。楽天市場では1,760円前後で購入できます(2026年10月時点)。事前に読んでおくと講座当日の理解度が上がり、1級一次試験の対策にもそのまま使えます。

整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門 第4版

整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門 第4版

1,760円 (税込)

楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

片づけの解剖図鑑

住まい全体の設計目線で片づけを学びたい人には、片づけの解剖図鑑(鈴木信弘著)も参考になります。収納の寸法や動線をイラストで解説しており、間取りから収納を考える感覚がつかめるでしょう。

キングジム テプラ PRO

学んだ内容を自宅で試すときに便利なのが、収納ボックスにラベルを貼れるキングジム テプラ PROのようなラベルプリンターです。「どこに何があるか」を家族と共有する仕組みづくりは講座でも重視される考え方で、ラベル1枚で片づけの効果が長持ちしやすくなります。

入学準備 お名前テープ 作成 ACアダプタ付 キングジム テプラ PRO SR170 ラベルライター 本体 4mm 6mm 9mm 12mm 18mm 対応 お名前付け・整理収納・事務・学校・オフィスに 簡単操作でキレイ印字 TEPRA PROテープ対応

入学準備 お名前テープ 作成 ACアダプタ付 キングジム テプラ PRO SR170 ラベルライター 本体 4mm 6mm 9mm 12mm 18mm 対応 お名前付け・整理収納・事務・学校・オフィスに 簡単操作でキレイ印字 TEPRA PROテープ対応

7,120円 (税込)

楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

通信講座という選択肢

会場講座の日程が合わない人向けに、ユーキャンでは2級と準1級をセットにした通信講座が用意されています。比較サイトの掲載額では49,000円で、個別に受講するより約17,500円安くなる計算です。自分のペースで進めたい人には検討の価値があります。

資格を家庭・副業・仕事に生かす方法

整理収納アドバイザーの生かし方は、取得した級によって大きく異なるのが実情です。

取得レベル 主な生かし方 収入につながるか
2級 自宅の片づけ、家族への説明、職場の書類整理 直接はつながりにくい
準1級 知人の片づけサポート、SNSでの発信 小規模な副業のきっかけ
1級 個人宅の片づけサービス、セミナー講師、住宅・不動産業との連携 プロとしての活動が可能

1級取得者は、個人宅を訪問して片づけを支援するサービスを提供したり、地域のカルチャー講座で講師を務めたりする道があります。料金設定は活動者によって幅がありますが、訪問サービスでは数時間単位の料金体系が多いようです。

ハウスメーカーやリフォーム会社、不動産会社の社員が、接客の説得力を高める目的で取得するケースもあります。間取りの提案時に「この家族構成ならこの位置に収納が必要」と具体的に話せるようになるため、本業の評価につながりやすいのも特徴です。

注意したいのは、資格を取っただけで依頼が来るわけではない点です。副業や独立を考えている人は、ビフォーアフターの事例を写真で残す、地域の講座で実績を積むといった集客の準備を並行して進める必要があります。

整理収納アドバイザーに関するよくある質問

Q. 2級は誰でも受講できますか?

A. 受講資格の制限はなく、年齢・学歴・経験を問わず受講できます。片づけが苦手な人が自分の家を変えるために受講するケースも珍しくありません。

Q. 2級を飛ばして準1級から受講できますか?

A. 準1級は2級を取得していることが受講の前提とされています。まず2級を受講してから進むのが基本の流れです。

Q. 資格の更新や年会費はかかりますか?

A. 2級と準1級は年会費が不要とされています。1級は協会の会員登録をする場合に年会費が発生するため、取得後の活動方針に合わせて検討してください。

Q. 1級一次試験に落ちた場合、再受験はできますか?

A. 再受験は可能です。CBT方式のため受験日を選びやすく、苦手分野を見直してから再挑戦できます。受験料はその都度必要です。

Q. 片づけが苦手でも資格は取れますか?

A. 取れます。2級は講座の受講で認定されるため、現時点の片づけスキルは問われません。むしろ苦手な人ほど「なぜ散らかるのか」という仕組みの説明が腑に落ちやすいという声もあります。

Q. 履歴書に書いても評価されますか?

A. 住宅・不動産・インテリア・介護の分野では、顧客対応の場面で知識を生かせるため一定の評価が期待できます。一般的な事務職では、1級まで取得して具体的な活動実績と合わせて伝えるほうが説得力を持ちやすいでしょう。

まずは2級の1日講座から片づけを学び直そう

整理収納アドバイザーは、2級なら24,700円・1日で取得でき、自宅の片づけにすぐ生かせる資格です。仕事にしたい場合は準1級と1級まで進み、約11万円と半年前後の期間を見込んでおくと計画が立てやすくなります。

年末に向けて家の中を見直したいと考えているなら、まずは公式テキストを1冊手に取り、近隣やオンラインの2級講座の日程を確認してみてください。講座で学んだ判断基準をひとつの引き出しから試すだけでも、片づけに対する見方が変わるはずです。